何が、音に道を開ける?                                                                         






       音楽関係者の友人 S.さんが 
       こんなふうに
       心境を語っていた。


       今 の 自 分 に は、
       音 で は な く
       言 葉 で も な く
       色 や 形 が
       必 要 な ん だ 。

       カ モ フ ラ ー ジュ し た ら
       い ろ ん な も の が
       ま る で
       セ ッ ト で あ る か の よ う に
       み え て し ま う 。


       

                コンプレックス ハーモニー・不調和の調和配色 

       コンプレックス 配色とは、
       ナチュラル 配色( ナチュラル ハーモニー )とは逆で、

       自然の色の見え方とは反対の配色のことをいいます。

       最も明るいのが青紫近い色相となります。

       そして最も暗いのが黄に近い色相となる配色がコンプレックス 配色です。

       コンプレックス 配色は、

       コンプレックス ハーモニー、不調和の調和配色 とも呼ばれています。

       自然な色の見え方と逆であるため、

       目を引く印象をもたらす特徴があります。

                         

                         http://www.shikisaikentei.net/archives/271028.html



       主義に縛られたくない 〓 と語る Sさんは、
       
Bartók Béla Viktor János作曲・ミクロコスモスの分析に明け暮れていました。
       しかし 探求する一方で、
      「 どうして、 何が、 セットに 見えてしまうのだろう? 」
       色々と~お話してくれたましたが
        こちらの内容につきましては、今回は控えさせて頂きます。


   ・・・ 焦点の当て方に ・・・
       考えたり 迷う時こそ、
       探せる時、でもある。

       そこで

       いかにして 
       そのような状態に
       持ってゆけるのか?

       非現実( 例えば音楽 ) が、
       現実的に
       意味を成しているのだとしたら
       音 楽 も 日 常 だ と、
       考えられる 。
       言い換えると
       現実の一環として
       音楽を
       敢えて 切り離す必要は
       ないのではないかと、
       感じざるおえない。
       生活を通して、
       実感湧くものだから。

       そう、
       Sさんが言っていた、
       色,形,言葉,や
       歌い継ぐものも、
       生活の上で
       培われる。

        価値観に生かされるのではなく、

       音を繋いでゆく
      ( 音楽を 生きてゆく )
       実 現 に ・・
       向 け て ・・ ・
      「 実 直 で あ り た い 」 と

       Sさんが 問いを立てる > 課題は、


       目に映ずるイメージ 〓 音の焦点から 
       そらさず
       見据えたところに、
       調和が 生まれてくるのかもしれない。




          COMPLEX 


       観念複合体.(
Psychoanalysis 用語 )
       一定の強い情動を中心に集合した一群の心的内容をいう。

       ユング派にあたっては、

       人類共通の普遍的無意識に存在する元型との関連が重視される。

       フロイト派にあたっては、

       苦痛や嫌悪感をひき起こすために無意識に抑圧された

       個人内容が主であるとされる。

       自我との統合や対決のあり方が課題となる。


                          ( 抜粋 )by 北見芳雄氏







 

 



  マイナス7℃ の時に 


  葡萄を収穫して 造られた ワイン
.


  冷蔵庫で保存し 半年ごとに 180℃ 転回すれば


  熟成度が高まり 25年間保存できる.















  先日 いただいた ドイツの アイスワイン。



 ボ ト ル を 開 け る D A Y に 備 え
・・・
 向 か い 合 う
時 間
 経 つ ご と に  


 先 へ つ な が る

 今
 一 層 愛 お し く な り ま す。



 とは言いつつ・・・

 私は アルコールに弱いので あまり飲めないのですが、(^_^;)

 味の輪をめぐり
 葡萄の持つ果実味を少しでも引き出せるよう
 手探りで トライしてゆくことも 楽しみの一つです




  

  

             A.Banerjee  による 「 ゴドー における不動の動 」 論文から  





         ー 終幕 ー

       「 ああ、行こう 」
       と
 動かないふたりは、
       しかし 意識において 動くのだ、

       なぜなら、

       一見何も残されていないように見える ふたりには、

       実は 友情が芽生えたのだから




        「 ゴドーを待ちながら

  

        Samuel Beckett.
   
      アイルランド出身の 劇作家、小説家、詩人。
       20世紀フランスを代表する不条理演劇作家の一人で
       1969年に ノーベル文学賞受賞。




           



      "
Nothing to be done "

      およそアクションの存在が感じられないベケット劇は、
      当然、反アリストテレス的ということになるのだろう。
      ところが、今世紀半ば、フランシス・ファーガスンが その古典的名著『 演劇の理念 』のなかで、
      アリストテレスのアクションの概念をさらに掘り下げている。
      出版は1949年で、『 ゴドー 』がすでに執筆されていたと言われる時期だが、
      ここではもっぱらギリシア悲劇の祭式性について論じられている。
      すなわち、「 目的 」「 受難 」「 認識 」という古代の祭式でたどられるプロセスが、
      『 オイディプス王 』や『 ハムレット 』においても繰り返されるという事実を指摘し、
      それを「 悲劇的リズム 」と名づけた。
      ファ-ガスンにとって、ギリシア悲劇のアクションとは この「 悲劇的リズム 」のことであり、
      さらに彼はそのアクションを「 心的生命の焦点 」( the focus of psychic life ) と
      言い換えている。

      
劇のアクションとは、何らかの生命力、精神のエネルギーのことで、
      それこそ、他のいっさいが剥奪されても
      最後のところで 劇を劇たらしめる本質ということになるのである。



   

       ベケット劇 の〈 場 〉

        http://www.lingua.tsukuba.ac.jp/~cato/beckett.html

             Institute of Literature and Linguistics 
       University
of Tsukuba
  Yukio Kato

         文藝言語研究23, 19-35, 筑波大学文芸言語学系 



            





                                         

                                              PARTⅡ

FORSTER BISCHOFSGARTEN Weisser Burgunder Auslese